更年期障害と漢方
中医学的には更年期障害の原因は主に腎陰虚、腎陽虚であると考えています。
絶経前後諸証と呼び、生理が無くなる前の眩暈や耳鳴り、不眠症、汗がでる、顔のほてり、イライラする、体のむくみ、食欲が無く下痢がある、生理周期の乱れ、情状不安定など。
当院ではこのような腎陰虚、腎陽虚の改善を考えた処方を致します。
腎陰虚
めまい、耳鳴り、顔がほてり汗出る、腰痛、生理周期の不安定、おりものの量が不安定、乾燥、かゆみ、口の渇き、便秘、等。
腎陽虚
黒ずんだ顔、情緒不安定、冷え性、腰痛、食欲が無く下痢がある、おりものの量が多い、体のむくみ、頻尿、尿漏れ、等。