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様々な症状と漢方

高血圧と漢方

中高年になると、さまざまな症状が現れてきます。高血圧症もそのひとつ。血圧が高くなると、頭痛やめまい、肩こりなどの症状を起こすだけでなく、生活習慣病の温床になります。世界保健機関(WHO)の基準では、「最高血圧140mmHg以上、または最低血圧90mmHg以上」の状態を高血圧と定めています。

 

西洋医学では、主に降圧剤を使用します。降圧剤は、心臓や血管に直接作用して、血圧の数値を半強制的にコントロールする薬で、効きめが早く現れることが特徴です。

 

一方漢方では、高血圧は、ストレスと老化によってからだのバランスが崩れ、心臓や血管に負担がかかって、血圧が上昇する病態とされ、まずからだ全体のバランスを整えることを考えます。単に血圧を下げることを目的とするのではなく、血圧を正常に保ち、さまざまな随伴症状を抑えることを重視しています。

 

本症にも陰陽の別があることは言うまでもありません。漢方では、陰性の高血圧を白色(はくしょく)高血圧、陽性のそれを、赤色(せきしょく)高血圧と呼んでいます。ついては、問診や腹診で得られた、陰陽に虚実を含めた情報によって用いる、数多の漢方が用意されています。

 

現代医学の降圧剤は対症的な薬ですので、根本的な治療となる漢方薬との併用は、両者相俟(ま)って、良い結果が得られます。

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