咳・ぜんそく・小児ぜんそく|川口市の漢方外来は養神堂クリニック

漢方専門医対応・電話相談OK・薬の宅配OK

養神堂クリニック

診療受付

  • 火・木
    10:00~16:00
  • 詳しく見る
  • アクセス
  • 0482261600

様々な症状と漢方

咳・ぜんそく・小児ぜんそく

気が出入りする人間の気道内には、細菌やウイルス、アレルギーの抗原や、ほこりなど、さまざまな異物が存在しています。咳は、こうした気道内の異物を排除する防衛反応のひとつと考えられています。咳をすることによって、異物がからだの奥へ侵入しないようにしているわけです。

 

しかし、ひどい咳が続くと、体力の消耗を招いたり、睡眠障害や食欲不振などにもつながりますので、薬などで抑えることもあります。西洋医学では、咳の治療には鎮咳薬(咳止め薬)が使われます。鎮咳薬は、咳中枢や気管支に直接作用して、咳を抑えるようにはたらきます。

 

一方、漢方の場合は、咳を直接抑えるのではなく、冷えや熱など、咳の原因となっているからだの状態を調整することで、症状を抑えようとします。とくに、肺の機能が何らかの悪影響を受けたときに咳が出ると考えており、肺の正常なはたらきを阻害する原因として、大きく分けると「肺寒」と「肺熱」の2つがあるとされます。

 

肺寒とは、体質的に冷え症であるとか、外から冷えや寒さを受けるなど、からだが冷えた状態になって発生する咳をいいます。症状は、水様性のたんや鼻水など、分泌物がうすいのが特徴です。冷えると症状が悪化する傾向にあります。

 

肺熱は、体質的に炎症をもちやすいとか、ウイルスや細菌の影響で肺が熱をもつことによって起こる咳を指します。痰が黄色く粘り気を帯びているのが特徴で、温まると症状が出やすくなります。

 

上記のほか、神経性のカラ咳もあります。それぞれの咳の性状によって、異なる漢方が用意されています。肌理(きめ)細かな対応で、カラ咳に伴う声がれも治ります。ご老人の粘い痰による窒素死も防げます。

 

喘息に対しては、当院にはこれ以上に良い治し方は無いのではと思われるキメ手があります。即効補陽です。

 

喘息も陰病と陽病に分類されます。小児の喘息は殆どが陰に発しています。大人の喘息も小児喘息から移行したものは陰病と見なされることが殆どです。大人になってからのものは、陽に発しているものがあります。

 

現代医学では、喘息に対しては気管支拡張剤、抗アレルギー剤、ステロイド剤などで、発症を押さえ込んでおいて、自然治癒を待つということで、決め手に欠けます。陰性の喘息の場合は、先端漢方の即効補陽による陰から陽への転換で、短期決戦で済みます。何をか言わんやと言うことです。

ページトップへ戻る