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様々な症状と漢方

食欲不振と漢方

食欲不振は比較的胃腸の弱い日本人によく見られる症状です。ストレスを溜めやすい、つきあいで飲んだり食べたりする機会が多い、などの理由で胃腸薬を手放せないという方も多いのではないでしょうか?

 

実際、市販でも多くの胃腸薬が出回っています。普段から食欲旺盛な人であれば、一時的な食べすぎで食欲不振になってもこれらの胃腸薬で落ち着くかもしれませんが、反対に食欲不振に陥りやすい方は薬を飲んでもスッキリしなかったり、食事が美味しくない・疲れやすい・・・、などの症状も出てきて辛いものです。

 

さまざまの病気に、食欲不振が見られます。また、病気とは言わなくとも、体調不良にも本症が伴いがちです。化学薬品の副作用としてもあります。

 

漢方には、一時的な食べすぎが原因となっている場合はもちろん、症状を繰り返す方にとっては、強い見方になります。ただし、食欲不振は日常的に見られる症状であるために軽視しがちですが、何らかの疾患が原因となっていることもあるため、繰り返す・体重が減ってきた・症状が激しい・気になる症状がある・何となく今までと違う・・・、などがある場合には、念のため、医師の診察を受けましょう。そして、他の病気が原因の場合には、その治療が優先されます。

 

漢方では、問診や腹診で食欲不振の拠って来たる要因を探ります。その結果として虚労が垣間見えることが多いものです。それは消化器系統の虚労であったり、呼吸器系統の虚労であったりします。ご老人の場合は腎系統の虚労であることが屢々(しばしば)です。

 

虚労は「陰多くして陽少なし」の、生命力の衰えですから、回生には不足の陽を補うこと─補陽が一番です。軽度の場合は生薬による補陽でこと足りますが、食欲不振が長く、体力の落ち込みが甚だしいときは、即応補陽に如(し)くはなしです。

 

食欲不振の主な原因

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