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漢方コラム

〝生命素〟発見!

〝生命素〟が発見されました。それは温故知新─故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知るによってです。

 

故きとは、生命の消長(消滅と長久)を左右している大自然の理法─陰陽の働きです。そして新しきとは、近年目覚ましい進展を遂げた量子力学の教えです。何れも、眼にはみえねど、生命に深く関わる働きの世界です。

 

〝生命素〟と呼ぶにふさわしいものの発見の手がかりは、遠く19世紀初頭に溯(さかのぼ)ります。1931年のノーベル生理学賞・医学賞に輝いたドイツのオットー・ワールブルクによって、植物のみどりの色素の中に、生命の基幹物質の存在が予見されていたのです。

 

 

生きとし生けるものを創り出し、育んでいる太陽の大いなる
陽(気・エネルギー)以外に、〝生命素〟と呼ばれるものは
存在しません。

 

もとはといえば、水素や二酸化炭素といった単純な無機物から、光合成によって植物の複雑な生命体を創り出している太陽の光は、まさしく植物の〝生命素〟です。それはとりもなおさず、動物(人)にとっても〝生命素〟なのです。

光という最も逃げやすい量子力学的のエネルギーが、植物のみどりの色素─葉緑素を媒介として、貯蔵型の化学的エネルギーに変えて蓄えられています。それを安定な形で取り出し、元の量子力学的エネルギーに転換して利用できたら‥‥というとてつもない発想から、〝生命素〟が得られました。

 

 

〝生命素〟による「即応補陽」の新しい食のかたちが、
 QOL(生活の質)をその日から高めます。

 

味の素が料理の味を引き立てるように、〝生命素〟は生命そのものを引き立てます。とりわけ、生命力の落ち込みの甚だしいほど、身体へのインパクトは確かなものとなります。味の素が料理に便利なように、〝生命素〟は生命にとってこの上ない便利なものなのです。

ここにあえて申しますと、人生に一番の気がかりは、誰しも生老病死にどう向き合ったら‥‥とういことではないでしょうか。この人生最大の命題に答えられるのは、生命力の衰え(陰)に対して、補うに「陽」を以て即応する、「即応補陽」が、生命の在りように叶った究極の方法と言えます。

 

 

故きからの「陰陽」の、新しき「量子物理」の、それぞれの理法は
合一なことが明らかになりました。

 

「森羅万象陰陽ならざるはなし」とも、「万物は陰陽より成る」とも言われています。物質のすべてが、現象のすべてが、相対的の陰陽に分別されます。健康といい、疾病といい、生命現象も決して例外ではないのです。

陰陽と同じく量子物理の世界も、すべての物質はそれ以上分割できない極微の素粒子で構成され、無の空間から「粒子」と「反粒子」のペアで生まれるとのことです。陰陽になぞらえれば、前者は陽、後者は陰なのです。

陰陽と量子物理が、図らずも宇宙の創生や生命の誕生からその消長まで、眼にはみえねど働きのある世界を共に証(あか)ししているのです。

 

 

〝生命素〟の発見によって、太陽の大いなる陽(気・エネルギー)
の直接摂取が可能になりました。

 

ちなみに日常の「食」は、食物が体内で燃焼されてはじめて、エネルギーが解放される太陽エネルギーの「間接」摂取です。

それが、〝生命素〟によって燃焼を必要としない、励起(れいき)による太陽エネルギーの「直接」摂取が可能になったのです。

励起とは、分子や原子が安定な状態から、高エネルギー状態に移行する量子力学的の現象です。栄養学的、生理学的の「食」の働きが、陰陽と量子力学的次元の働きに昇華─いちだんとすぐれた純粋な「食」に高められるのです。

 

 

同じ太陽エネルギーの取り入れでも、間接と直接では、身体への
インパクトに決定的な開きがあります。

 

間接摂取は緩やかに働きます。日常の「食」における生命維持の働きです。これに引き替え直接摂取は急に働きます。急と言ってもそれはそれ、生きとし生けるものを生かしている大自然の摂理としての働きですから、優(ゆう)にして優(やさ)しいことです。

こうして、急に「陽」が補われることによって、「陰多くして陽少なし」や「亡陽」といった生命消長の「消滅」から、「陽」への量子転換が起こり、「長久」への弾(はず)みがつくのです。確かないのちもうけとなる働きです。

 

 

「陽」が足りないと、治る病気も治らないし、まだまだ生きられるのに、
虚(むな)しくなってしまうのです

 

「生きとし生けるもの、太陽エネルギーによって生かされている」という大自然の摂理が、いまさらの如く思い起こされます。生命の消長に最も深く関わっているのがこのことです。なのに、現代医学には「補陽」の手立てが無く、漢方には有ってもいまひとつ薬力不足なのです。東西両医学共通の盲点です。

一刻も早く直撃的な「補陽」を必要とするケースは夥(おびただ)しくあります。そのようなとき、〝生命素〟による大いなる「陽」の発露(あらわれ)は、陽がゼロ寸前の「亡陽」にも間に合う「即応補陽」となります。

 

 

身も心も温まる〝生命素〟

 
生命は栄養素を取り込む「解糖系」と酸素を取り込む「ミトコンドリア系」の、二つの働きによって保たれています。

いま、ガンが二人に一人と多発しているのは、ストレスの多い生活から交感神経の緊張がもたらされ、ミトコンドリア系の働きが衰えて、からだが低酸素(酸素不足)になっているからです。このことは1931年ノーベル生理学・医学賞を受けたドイツのオットー・ワールブルクによって明らかにされています。

 

低酸素のからだは低体温です。次のような場合もそうです。

1 現代医学の病名治療で良くならないとき。
2 抗がん剤、放射線の副作用で疲労困憊のとき。
3 手術後の回復がはかばかしくないとき。
4 加齢と共に体衰気弱が甚だしいとき。

 

こうした、生命力の甚だしい衰えから人を劇的に回生させる唯一のものは、生命の基幹物質であるポルフィリン体の葉緑素であることを、オットー・ワールブルクが言い残しています。50年余りを経て、その〝生命素〟と呼ぶにふさわしいみどりの粉末が完成しています。

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