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漢方コラム

漢方専門医がみた奇跡

心肥大で大動脈弁の働きが悪く、一ヶ月後に手術が予定されているという女性でした。70歳を過ぎているので、何とか手術を避けたいとのことでした。

 

よって、漢方の方剤に<生命素>を併用したところ、日ならずして動悸、息切れ、下肢の浮腫などの常の症状が消えて、手術が取り消されました。執刀する筈であった、予約が難しいという高名の心臓外科の権威が、頻(しき)りに首を傾(かし)げていたとのことでした。

 

心筋梗塞で緊急入院した、58歳の男性でした。冠状動脈がボロボロのレントゲン写真を見せられ、この病院では手術ができないと言われ、一ヶ月後の5月12日転院となったとのことで、この間、<生命素>をのみ続けたのでした。

 

手術のできる病院に移ってから、改めて三回の検査があったそうです。5月28日にその結果を知らされたとのことでしたが、既に奇跡は起きていました。すべて異常なしと言われ、見せられたレントゲン写真には、前のような血管のちぎれは、どこにも見られなかったそうです。

 

主治医から、のんで血管がこんなにも正常になるものがあるなんて、俺たちはもうメシの食いあげだと言われたとのことでした。

 

次に私の父の例ですが、90歳の一昨年(平成24年)の暮れに酷い動悸と不整脈が起きました。症状からして正に心房細動の発作でした。本来なら救急搬送しなければならないところでしたが、私には<生命素>があります。直ちに漢方の方剤(炙甘草)と共に与えました。予期に反せず即効し、数分にて治まりました。

 

人は奇跡と言い、信じられないと言います。私はさもありなんとの思いですが、こうした現象には共通の症状があります。体調が即、良くなることです。太陽の大いなる陽(気・エネルギー)の体内励起による、「補陽」の働きです。古きは陰陽の法則で、新しきは量子力学で証(あか)しされていることです。生体における陰から陽への転換現象なのです。後記に詳しいことです。   (未完)

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